見落としがちなリフォーム現場調査のポイント

リフォーム現場調査のポイント(電気分電盤編)

キッチン・バスユニットの交換や増築のリフォームでは既存電気の状況は重要となります。例えばキッチンのリフォームでは食洗器やIHを新規で取り付ける場合、バスユニットのリフォームでは暖房乾燥機を新規で取付ける場合には専用配線と専用回路が必要となります。既存である電源を使用するではなく、新たに電気配線の工事も必要となり費用も掛かりますので必ず確認しましょう。

専用配線・専用回路とは・・・

回路とは電気の分電盤(ブレーカーの付いている盤)にある小さなブレーカーです。電気の使用容量の大きな家電製品はに1つの製品に対し一つの配線・回路を使用します。それを「専用配線・専用回路」と言います。

 

具体的には図で説明すると1つの回路は20A(アンぺア)までが使用容量となります。通常、新築時に配線する際には照明やコンセントなど使用溶量の小さい所は数ヶ所に分け配線されています。逆にエアコンの様な使用容量が大きい場合、専用配線・回路となります。

通常の電気配線

  専用配線

リフォーム工事の場合、少し使用するのに延長コードやドラムなども用意するって意外と面倒です。リフォーム工事後の清掃にあると便利です。

実際、どんな部分に専用回路が使用されているのか?現在、新築時に一般的に専用回路となるヶ所は下記の部分です。

エアコン

電子レンジ

食器洗い器

浴室暖房器

上記の製品を新たに設置する場合は専用での配線をしておくと良いでしょう。それ以外でも打合わせしていくうちに使用容量が大きい家電製品を設置したいなどと、話も出てくるかもしれませんので、内装リフォームの現場調査の際は必ず分電盤を確認しメモしておくと良いでよう。メモの方法は上記の分電盤の場合、60A12回路空き回路1となります。

空き回路がない場合は小さい分電盤を増設するか回路数の多い分電盤に新たに交換となりますので忘れずに見積に含めましょう。

増設用の分電盤

IHも同様に専用配線は必要となりますが、それ以外でもIH専用の回路(30A用)が必要となります。IHの場合はブレーカーの容量(上記60A部分)もあまり小さいと停電しやすいのでブレーカーが30A、40Aの場合は容量をあげる提案も必要です。その場合、東京電力に電気の契約者(お客様)から連絡すれば、月々の基本料金は高くなりますが、無償で交換してもらえます。

専用配線・専用回路でない所で使用容量の大きい家電製品を使うと元ブレーカー(60A部分)が大きく落ちなくても回路のブレーカーが落ち停電する事もあります。後々、トラブルにならない様に使用容量の大きい家電製品を使う場合は専用回路にしておく事をおススメします。

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