リフォーム現場調査のポイント(フローリング編)

フローリングのリフォームには既存の床を剥がし貼替える工事と既存の床の上に貼益す方法の2通りあります。

床張替えとは・・・

既存の床を剥がし新たにやり替える工事です。張益しに比べ費用は掛かってしまいますが、見た目だけをキレイにするだけではなく、建物の性能を上げる目的か下地材が腐食などで使えない場合は張替えをおススメします。現場調査時に次の様な場合、張替えの提案する事が多いです。

➀床断熱材を高性能の物に入替たり、新規で入れる場合

②湿気対策などでコンクリートを打設するなど床下の工事をする場合

③ドアの開き方向に床材の厚み分、段差がない場合

④床の下地材が白アリや腐食で交換が必要な場合

リフォーム工事の場合、少し使用するのに延長コードやドラムなども用意するって意外と面倒です。リフォーム工事後の清掃にあると便利です。

床張益しとは・・・

既存の床の上に新しい床材を張る工事です。張替えとは違い見た目だけをキレイにするという工事になりますが、安価に済ませるられるのがメリットです。

巾木

張益しの気付けるポイントは先ほどの③ドアの開き方向に床材の厚み分、段差があるか?ないか?と巾木も交換する際は既存と同じか高くないと壁紙の仕上がってない部分見えてしまい、壁紙も張替えないとダメだという事になりますので、注意しましょう。

③のドアの開き方向に床材の厚み分の段差がない場合の補足として

一般的なフローリング材の厚みは12㎜の物が多く、近年、バリヤフリー化が進み、ほとんどの住宅がドア下は敷居なしか段差なしになっています。木製ドアであればドア本体をカットするという方法もありますが、現在はあまり木製ドアを使用している住宅も少く、経験の少ない方にとっては見てもどちらか分からないなんて事もあります。そこで段差のない場合、見た目だけをキレイにする張益しならば3㎜の薄い床材もあります。

簡単そうに感じますが、意外とチェックするポイントがあります。小さな工事で費用も少ないので、見落としてしまうとマイナスになってしまう可能性もありますので気付けましょう。お施主様のご要望やご予算に合わせて使い分けて提案してみて下さい。フローリング編は以上です

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