見落としがちなリフォーム現場調査のポイント

リフォーム現場調査のポイント(外部水道工事編)

増築部分に水廻り(キッチン、バスユニット、トイレ、洗面化粧台)を新たに設置する場合や既存の水廻りを大幅に移動する場合、排水や給水の経路は必ず必要となりますので確認しましょう。

排水の現場調査のポイント

増築部分に水廻りを新たに設置する場合や既存の水廻りを大幅に移動する場合、排水の経路、深さ、長さ(距離)を確認しましょう。

➀経路

排水の経路は図のようにトイレ1ヶ所、キッチンに1ヶ所など各箇所と曲がり部分に枡が付きます。それを辿っていくと排水経路の確認が出来ます。

枡の形状

各箇所に設置

②深さ・長さ

一般的な住宅の排水勾配は100/1(1mで1cm)と言われています。ですのでB升の深さが浅いと勾配がとれない可能性があります。下水道の場合、検査で規定があり、増設部分の管底(排水管の下端)が地盤面より、300下がっていないと検査が不合格になる可能性もあるので気付けましょう

既存

増築部分に新設

その他、念の為に処理方法も確認しておきましょう。

処理方法は一般的に下水に流す方法、浄化槽を設置しU字溝に流す方法、蒸発散で敷地内で処理する方法の3種類あります。確認方法は・・・

➀下水に流す方法

お客様に確認しても良いですが、道路の真中にマンホールがあれば、下水が来ている可能性が高いです。まれにマンホールはあるけど、途中で下水管が止まっている、なんて事もありますので、念の為に役所で確認しておいた方が良いでしょう。

マンホール

排水形状

②浄化槽でU字溝に流す方法

基本的な建物の配管は同じですが、下水がない場合、浄化槽でキレイにした水をU字溝に流す方法です。確認方法は敷地内に図の浄化槽があるかと敷地にU字溝が隣接しているかです。まれに道路を挟んで反対側にしかU字溝がないなどもありますので、その場合、道路の切断し配管するなど、何かしらの方法は必要となります。基本的には敷地内の配管工事なので、あまり関係はないのですが、知識といて覚えておくと良いでしょう。

浄化槽

U字溝

排水形状

③蒸発散で敷地内で処理する方法

下水もU字溝もない場合、蒸発散を宅内の設け、浄化槽でキレイになった水を敷地内で処理する方法です。念の為、浄化槽と発散層の位置も確認しておきましょう。

給水の現場調査のポイント

給水は水道水か井戸水になります。井戸水の場合、砂が溜まりやすくキッチンやバスユニットなどの保証が付かない場合もあります。後々のトラブルにならない為にも確認し、事前にお客様に伝えた方が良いでしょう。

経路は図のように水道メーター又は井戸ポンプから各水廻りに配管され給湯器を経由して各水廻りにお湯が配管されています。確認方法は水道の場合、水道メーターあり、井戸の場合はポンプがあります。

給水は排水のように勾配などがなく比較的、自由に配管できますが、配管する距離が長かったり、2階に設ける場合は水圧(水の出)が弱くなりますので、シャワーの水の出が悪いとか、直結式のトイレは流れない事もありますので注意しましょう。

経路

水道メーター

経路

井戸ポンプ

補足として

近年、新築住宅ではヘッター配管という建物内の基礎下で配管されている建物もあります。まだリフォームする建物では少ないと思いますが、今後の知識として覚えておいた方が良いでしょう。

確認方法は床下点検口を開けると真下にある事が多いのでそこで確認出来ます。

給水ヘッター

排水ヘッター

外部水道工事編は以上です。今後の現場調査のお役に立てて下さい。

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